賃金抑制が投資を後押し
日本のサラリーマンの平均賃金は、もう何年も上がっていません。バブル崩壊 後の1993年以降、国際的に高いと言われた賃金水準は、その後のデフレの進行 も受けて、賃金抑制状態が続いてきました。
2007年春の労使交渉では、好調な企業の賃上げを容認する姿勢を打ち出してい る企業もありますが、少々賃上げしたところで、焼け石に水の感があります。 私の意見では、このような交渉に尽力するよりも、もっと、自らの力で収入を 得ることに時間を割いた方が収穫が大きいのではと感じています。
このような社会背景は、われわれ一般人の目を投資に向けさせました。FXより も一足先に火がついたのが株式投資です。それまで個人が参加しにくかった株 式投資の障害がすっかり取り払われて一種の自由化が起きた結果、株式投資の ブームが起こりました。
それに続いて、個人投資家に向けて環境が整ってきたFXが、注目を集めるよう になってきたわけです。後述しますが、FXは株式投資よりも簡単な側面が多い ので、個人投資家にとっては、とても取っつきやすいのです。
